■街の一句 2012年


下駄踏んばり燈籠そつと流しけり   天野伸子


下駄踏んばりが眼目。

踏んばりとそっとの対照が燈籠を 流すひとの気持をとて

もよく伝えている。

気持の説明 など要らない。こういうなにげない所作を描

くことで思いはより深く伝わるのである。

                      (今井 聖)


               2012.07.01(これまでの「未来区鳥瞰」選評より)

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